おぼえがきのような…
老人介護の仕事をしていて感じたことや日々の生活で感じたことの記録。
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【きみの友だち】 重松清/著

不慮の事故に合い、松葉杖が手放せなくなってしまった少女を主人公に、周りの友だちや家族、そしてたった一人の親友との関係をリアルに描く連作10編。

重松清は私が大好きな作家の一人。
『送り火』で号泣したばかりだが、本作も彼の、人にそっと寄り添うような表現にじーんときた。
小中学生にも読みやすくしているのか、短時間で読めた。私に子供がいたら、絶対に読ませたい。
主人公が達観しすぎているのが少し気になった。
2008年映画化されるらしい。




【本音は顔に書いてある】 アラン・ピーズ, バーバラ・ピーズ/著 藤井留美/訳

「話を聞かない男、地図が読めない女」のピーズ夫妻による、人を見た目で正しく判断するための、ボディランゲージの研究書。ちょっとしたしぐさや態度から、相手の本音と噓を見分ける方法を紹介。

「話を聞かない男、地図が読めない女」が最高に面白かったので期待して読んでみたが、途中で飽きた。
著者がアメリカ人だからか、日本人には当てはまらないことが多く、ちょっとした言葉尻や表情で感情を読み取る能力は、大概の日本人なら、感覚的にこなせると思う。



【アクアリウム】 篠田節子/著

長谷川正人は遭難したダイビング仲間を探すため、奥多摩の地底湖に潜った。そこは水没した鍾乳洞で、中は迷路のようだった。自分の位置を見失ってしまった正人は死を覚悟するが、突然現われた「彼女」に導かれ、奇跡的に生還した。あれは幻覚だったのか? それとも・・・正人は「彼女」の姿を求めて再び水底へと向かう。

主人公が地底湖に潜り、イクティに出会うまでが非常にミステリアスでスリルがあり引き込まれた。
環境問題にまで話が進んで、自宅の水槽→地底湖→地球と視野をどんどん広げていく手法は面白いと思う。アクアリウムというタイトルも納得できる。
しかし最後が尻切れな感じがして、何か物足りない。小さくまとめ過ぎた感じがする。
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